法廷ドラマで辣腕弁護士役を!
演技派グレン・クローズが久々の来日
NHK BS-2で放送中の法廷サスペンス・ドラマ「ダメージ」。富豪の会社経営者を相手取った集団訴訟を描いた本作で主人公の女性弁護士を演じたグレン・クローズが来日し、3月28日にNHK放送センターで記者会見を行った。1991年に映画「ミーティング・ヴィーナス」の日本公開にあわせて来日して以来、17年ぶりに日本にやってきた。
「危険な情事」や「101」などの映画でおなじみのクローズ。確かな演技力には定評があるが、本作では連戦連勝、勝つためには手段を選ばない辣腕弁護士パティ・ヒューズを演じて、ゴールデン・グローブ賞テレビドラマ部門で主演女優賞を受賞した。今回の役作りについて尋ねられると「パティを演じる準備として、ニューヨークで活躍している3人の女性弁護士と会いました。彼女たちから話を聞いて、その後、独自にパティというキャラクターを作り上げていったのです」とコメント。また、基本的に1話完結の映画と、数シーズン続くドラマでは演じるうえでも違いがあるようだ。「パティを演じていてもっとも大変なのは物語の結末がわからないことです。映画の場合、はじめから終わりまでストーリーがわかっているので、キャラクターの生い立ちなど、脚本にない部分は自分で作っていけます。ところが今回の場合は、先々の展開に差し障りがあるかもしれないので、自分でいろいろ作ることができないのです。だから、いまだに私はパティの両親がどういう人なのかとか、どこの出身なのかということもわかっていないんですよ(笑)。ただし、先を知らないということは、瞬間、瞬間を演じればいいということでもあります。ある意味ではいい演技の訓練のようなものですね」
ここ数年はクローズをはじめ、「ミディアム~霊能者アリソン・デュボア」のパトリシア・アークエットや「ブラザーズ&シスターズ」のサリー・フィールドのように、映画で活躍してきた女優のテレビ進出が増えているが…。「最近はテレビ、特にケーブルテレビからすばらしい番組が生み出されています。ケーブルテレビには才能のあるクリエイターが集まってるんですよ。いまは映画とテレビドラマの区別がなくなってきていると思います。私は最初の映画に出演した後にテレビドラマに出演したのですが、当時は『テレビになんか出ると映画のキャリアが台無しになるよ』といわれたものです。でも、いまはそんな境界線はなくなっているでしょう。最近のエミー賞授賞式の出席者の顔ぶれは、まるでアカデミー賞のようですよね(笑)」
「ダメージ」はNHK BS-2で放送中(毎週水曜日・午後11時~)。
オフィシャルHP http://www3.nhk.or.jp/kaigai/damages/
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