王子とペベンシー兄妹が再び来日!
男性キャストがライバル心を告白!?
5月21日に封切られた「ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛」の公開直前に、カスピアン王子役のベン・バーンズやペベンシー四兄妹の長男・ピーター役のウィリアム・モーズリー、末っ子・ルーシー役のジョージー・ヘンリーらが来日。監督とプロデューサーと共に記者会見に登場した。
本作は、英国ファンタジー小説の至宝「ナルニア国物語」を映画化したシリーズ第2弾。前作公開時にも日本を訪れた監督やウィリアムたちは「また日本に戻ってこられて嬉しい!」と挨拶。今作から出演したカスピアン王子役のベンも、約6週間前にヒット祈願で来日しており、「あのときの祈願が実ってヒットすればいいな」とコメントした。
原作本を手にしたのが8歳の頃だったという監督は、「ずっと自分の頭の中にあったナルニアの世界を映画で作れるなんて、信じられない出来事だった。そして、また前作に続いてこの世界に戻ってこられたのは、本当に喜びなんだ」そう。同じく8歳で原作を読んだというベンも、「撮影が終わってかなり時間が経っているけど、その間に1000人以上の人が手を加えてくれて、よりよい作品にしてくれたんだ。それが公開されることにワクワクしているよ」と興奮を表した。
マイクを渡されると、「私にマイクが回ってくるなんて、嬉しい!」とビックリしていたジョージーは、「1作目の撮影初日は本当に緊張したけど、今回、引き続きセットに足を踏み入れたときは、もっと緊張したの。でも、懐かしい人たちの顔を見てホッとしたわ」とコメント。今作で激しいアクションを求められたウィリアムは、「撮影前にNYで3ヵ月間、ボクシングのトレーニングをして、1日おきに8マイル(13km弱)も走ったんだ。同じシーンを10回撮り直すことがあっても、1テイク目と同じ体力を見せられるようにね」と体作りに励んだことを告白。確かに、劇中での彼のアクションは迫力があり、前作より、ひと回りもふた回りも大きく成長した肉体を見せてくれている。
また、今作ではカスピアン王子とピーターはライバル的存在となるのだが、演じる2人にその感情を芽生えさせるため、監督は「2人の剣の長さを変えた」という。それを受けてウィリアムは「2度目にベンに会ったとき、驚かそうと思って水の中にソーダの錠剤を入れたんだ。でも、その瞬間、突然くしゃみが出ちゃって。衣装もメイクもバッチリの状態だった彼に思いっきりかけてしまったんだよ。それ以来、僕に対するライバル心がベンに芽生えたと思う(笑)」と語り、笑いを誘っていた。しかし、当のベンにはそんな気持ちはなかった様子。「ウィリアムは今回、激しいトレーニングを積んでいたのもあって、体力的に“敵わないな”と思った。乗馬もうまいしね」と謙遜しつつ語ったが、最後には「でも僕の剣の方が長かった(笑)」と
コメントし、会場は笑いに包まれた。
その後の写真撮影でも、お茶目なポーズを次々と繰り出すジョージーの姿に、記者たちだけでなく舞台上の男性たちも穏やかな笑顔に。まさに“本当の家族”のような温かい関係をうかがわせる和やかな会見だった。
映画「ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛」は、現在、全国にてロードショー中。
オフィシャルHP http://www.disney.co.jp/narnia/
名監督と名優によるショートフィルムが完成!
「The ショートフィルムズ」舞台挨拶&マスコミ披露試写会
朝日放送新社屋完成記念事業「The ショートフィルムズ」の舞台挨拶つきマスコミ披露試写会が、東京・スペースFS汐留で行なわれた。
「The ショートフィルムズ」は、大阪市福島区の新社屋に移転する朝日放送の記念事業として、井筒和幸、大森一樹、崔洋一、阪本順治、李相日ら5人の監督が「こども」をテーマにオムニバス形式の映画を撮影。7月12日(土)から21日(月・祝)にかけて「ショートフィルムフェスティバル」を開催し、朝日放送新社屋にて無料公開するというもの。今回の舞台挨拶には、大森監督、崔監督、阪本監督、李監督のほか、出演者の光石研、高岡早紀、小泉今日子、樹木希林、藤竜也、宮藤官九郎が登壇。
大森監督は「撮影はとても楽しくて、もっと撮っていたかった。唯一の時代劇ということで、お金がかかっているように見えますが、ほかの監督の作品と同じですよ」と笑わせた。崔監督は「この事業に参加する決め手となったのは、ほかの監督の面子。映画を撮ることというのは、苦しみと楽しみというのが混在するというか、同居するというか、裏表というか…。でも、今回は本当に映画に携わる楽しさを感じました」との感想を。阪本監督は「タイでキツイ映画(今夏公開の「闇の子供たち」)を撮ったあとに話を聞いて、自分のホームタウンで撮りたくなった。通天閣は大阪の地元の人がお金を出し合って作ったもの。擬人化できる、声をかけられるようなタワーを舞台にしてみた」と話した。李監督は「ほかの監督は、僕が学生の頃から雲の上のような存在。ここに僕が立っているというこの状況はちょっと拷問に近いです」と苦笑していた。
大森監督の「イエスタデイワンスモア」に出演する高岡は「10歳の子供を育てるお母さんの役。私も子供が10歳なので、子供の気持ちや母親の気持ちがわかりやすく、共感もできましたね」と話した。これまで時代劇に多数出演してきた高岡だが、意外にも町人の役は初めて。「位の高い女性の役が多く、そのときは高価な着物でした。今回は町人ということで、普通の綿の着物。足さばきの仕方が違って、新鮮でした」と話した。
崔監督の「ダイコン ダイニングテーブルのコンテンポラリー」に出演する樹木は、共演の細野晴臣が自分と顔がそっくりだったと話し、会場を沸かせた。それに対して小泉は「細野さんは『僕はヨーダに似てる』と言い、樹木さんは『私は宮沢喜一さん似』と言ってるのが面白かったです」と撮影中のエピソードを披露。「崔監督も終始、柔和な顔をしてましたね」と笑う小泉に、「人を化け物みたいに…」とすかさず崔監督からツッコミが入った。
李監督の「タガタメ」に出演する藤は「李監督はとにかく貪欲。年寄りじみたことは言いたくないけど、この人はどういう監督になるんだろうと期待しちゃいます」と李監督をべた褒め。また、宮藤は「僕は藤さんの息子役かと思ってたんですが、死神役で(笑)。監督からは『一般の人が抱いている死神の概念をぶち壊して欲しい』と言われたんですが、一般の人がどんな概念を持っているのかわからなくて最初は戸惑いました。死神なので大きな鎌とかをイメージしてたのに、……ジャージでしたね」と話すと会場は大爆笑だった。
「The ショートフィルムズ」は7月12日(土)~21日(月・祝)、朝日放送新社屋にて無料公開。
朝日放送HPなどで観客を募集中。オフィシャルHP http://asahi.co.jp/new/shortfilm/index.html
「20世紀少年」豪華キャストが揃い踏み
あの人気俳優たちがまさかの引退宣言!?
浦沢直樹の大ヒット漫画を3部作、総製作費60億円を投じて映画化する「20世紀少年」の制作発表が11日、都内の東宝スタジオで行われた。主人公ケンヂ役の唐沢寿明をはじめ、豊川悦司、常盤貴子、黒木瞳、香川照之、石塚英彦、宇梶剛士、佐々木蔵之介、中村嘉葎雄、石橋蓮司、佐野史郎、片瀬那奈ら豪華キャストのほか、堤幸彦監督、原作者の浦沢らが勢揃い。
本作は、ケンヂたちが小学生のときに作った「よげんの書」の内容が、30年後の世紀末に「ともだち」と呼ばれる教祖が率いる謎の教団によって現実となっていく。ケンヂはテロリストの汚名を着せられながらも、幼なじみらとともに「ともだち」を倒し、人類滅亡の危機を救うために戦う壮大な物語。
堤監督は「多分、一生に2度と訪れることのない大きなチャンス。最高のキャストとスタッフで、原作のファンも、原作を読んだことのない人にも喜んでもらえるよう頑張ります」と気を引き締めた。浦沢は「まさに『秘密基地での悪巧みが、大きなことになった』という気持ち。『冷静になれ、冷静になれ』と言い聞かせています」と映画化の感想を語った。
唐沢は「ずっとワクワクするような展開で、ファンを裏切らない面白い作品だと心から思っている。会見前に香川さんが『俳優陣も引退を懸けよう』と言っていたんですが、僕は賛成できないな、と。後で2人で話し合おうかなと思います」と、本気ともジョークとも取れる発言をして笑わせた。オッチョ役の豊川も「引退するつもりは全くありません(笑)。俳優としてのさらなる飛躍の第一歩にして、自分の人生にきちんと残る作品にしたい」と香川の提案(?)を一蹴した。また、ケンヂのグループで紅一点のユキジを演じる常盤は「3章まであって、撮っても撮っても終わらないのですが、苦にならない。ワクワクする日々をおくっています」と充実の笑顔。ケンヂの姉・キリコ役の黒木は「原作は全巻積んで読み始めたらやめられなくなった。原作の登場人物とキャストの顔がそっくり」と、マルオ役の石塚を見て笑った。
そして、ヨシツネ役の香川は「CGもあったりして、撮影にものすごく時間がかかる、本気じゃないと立ち向かえない現場。引退もかかっているので負けるわけにはいきません」と意欲を見せた。物語の鍵を握るフクベエ役の佐々木は「スタッフからは何もしゃべらないでくれと言われてまして(笑)。周りから『フクベエにそっくり』と言われると…」と複雑な表情を見せた。
現在は、「2000年12月31日の『血の大みそか事件』」までを描く第1部と、その14年後から始まる第2部を同時進行で撮影中。映画版では、物語のカギを握る「ともだち」に関する新しい解釈が盛り込まれているということが明らかに。しかし、「答えは作品の中に」(堤)、「そこに至るまでが楽しみですので、一緒に楽しみましょう」(浦沢)と含みを持たせた。
「20世紀少年」は第1部が8月30日(土)、第2部は来年春、第3部は来秋に公開。
オフィシャルHP http://www.20thboys.com
藤沢周平の小説を映画化した「山桜」が完成
東山紀之の立ち振る舞いに女性陣がメロメロ!?
藤沢周平の短編小説を、時代劇は初挑戦となる田中麗奈主演で映画化した「山桜」の完成披露試写会が東京・スペースSF汐留にて行われ、主演の田中をはじめ、東山紀之、篠田三郎、檀ふみ、北条隆博、南沢奈央、富司純子、篠原哲雄監督が登場した。
江戸時代後期。不幸な結婚生活をおくる野江(田中)が、一人の武士・弥一郎(東山)と出会いにより、絶望を乗り越えて人生に光明を見つけ出していく姿を、庄内の美しい風景を背景に描かれた本作。主人公を女性に据えている点で、藤沢作品の中でもひときわ精彩を放っている作品だ。
しんの強い凛とした女性を演じ、女優として新たな一面を見せた田中は、「とても静かな、シンプルな作品ですが、人生にとって大切なものをしっかりと教えてくれる作品。自分の人生と重ねあわせながら見ていただければ」と。コメント。さらに、正義感と誠実さに満ちた武士を凛々しく演じた東山が「日本人の心の美しさが描かれている」と語ると、野江の母親役の檀も「心がきれいになる映画」と続き、派手さはないものの、心に染み入る作品であることをアピールした。
また、東山の母役と聞いて「喜んで出演を引き受けた」という富司だが、劇中では、1シーンもからみがなかったと嘆きつつ、「彼の立ち姿がすばらしい。今、時代劇でこれだけきちんとできる人はいない!」と、東山の立ち振る舞いを絶賛。すると田中も「山桜の下で遭遇するシーンでは、弥一郎そのものの東山さんの姿を見たとき、やっとめぐり逢えたとうれしくなった。現場に訪れた姿から“スッ”としていて、正義という言葉が本当に似合う」と、その佇まいを賞賛。特別ゲストとして、途中からあいさつに登場した主題歌を歌う一青窈も、「どこを見ても、どこを切っても美しかった」と、東山を称えた。
女性陣の心をガッチリ掴んだ様子の東山は、セリフもほとんどない上に、ひとりのシーンが多く、「ずっと孤独だった」と、告白。「撮影中は、監督も話しかけてくれないような状況で寂しかったけど、その寂しさがいい感じで作品に反映されているんじゃないかな」と、話していた。
映画「山桜」は5/31より、テアトルタイムズスクエアほかにて全国ロードショー。
オフィシャルHP http://yamazakura-movie.com/
|